ねじまき士クロニクル

名もない整備士のつぶやき

呉で1番大切な道路

 番号が1桁と2桁の国道は、東京から大阪を結ぶ国道1号線から、鹿児島から沖縄を縦断する国道58号線まであります。

 北海道を除けば2桁国道の中で唯一、1つの都府県で道路が完結している明らかに場違いな国道があります。それが広島(海田町大正交差点)と呉を繋ぐ国道31号線です。

 

 隣接する地方都市を結ぶだけなのにかなり若い番号を与えられています。距離はたったの35キロ。それでも昔の呉と広島がどれだけ意味を持っていた都市だったのかは歴史が証明してくれています。山と海に囲まれている呉にとっては現在でも命綱のような道路です。

 その31号線が今死んでいます。並行して走っているJR呉線も死んでいます。北に抜ける国道375号線も通れません。呉から海沿いに東に抜ける国道185号線も各地で分断されており通れません。陸路では唯一熊野経由の山越えの道路が広島と呉を繋いでいるようです。

 呉や広まで満足に道が通っていないということは、仁方、川尻、安浦そこから先の島嶼部などではもっと不便な状況になっているということです。島には高齢者が多くとても心配です。

 

写真は倉橋 倉橋のcafe SLOWの店員さんより 地元の人が協力して復旧活動を急いでいます。

f:id:nejimaki96296:20180710195803j:plain