ねじまき士クロニクル

日向の窓にあこがれて

庭の木 (throne in the garden)

 エリック・クラプトンのデレク&ドミノス時代に「庭の木」という曲があります。デレク&ドミノスと言えば「いとしのレイラ」なので、それだけに注目されがちですが他にも名曲はあります。「Why does love got to be so sad(恋は悲しきもの)」や「Little wing」だとか…まぁもう50年前のアルバムになります…ヒットチャートを追いかけるだけの人には無縁の世界かもしれませんが、私はそのアルバムの中でも「Thorn tree in the garden(庭の木)」という曲が好きです。

 

 クラプトンはギターの神様とかそういう形容詞で彩られて語られることもありますが、実際は問題を数多く抱えたギターがうまい1人の人間です。その中でもクラプトン20代中盤で恋する思いをぶちまけているこの曲がいとしのレイラよりも好きかもしれません。派手ではありませんが…レイラと負けず劣らず感情がこもっています。

 

 この曲を聴くたびに、もう老齢に入ったクラプトンは幸せな人生を送れているのだろうか?と物思いにふけってしまいます。若くして「ギターの神様」と呼ばれながら、クラプトンが本当に欲したのは名声ではなく親友の奥さんでした。ジョージの奥さんのパティとの恋は今さら言うまでもありません。文字通り「恋は悲しきもの」でした。今は満ち足りた生活を過ごしているのでしょうか?

 若いころに1人の女性にアルバム丸ごと捧げたクラプトンは今、何を想っているのでしょうか?いい思い出だったと思っているのか、若気の至りだったと思っているのか…Lord I hope it's not me…すべては主のみ知る…?

 

Layla

Layla