ねじまき士クロニクル

日向の窓にあこがれて

SRもセローも生産終了?

 ヤマハが発売していたSRやセロー、ドラッグスターが排ガス規制により販売終了になりました。10年ほど前にも排ガス規制によってバリオスやホーネットなどの250㏄の4気筒が市場から姿を消しました。それらの機種は中古でも需要があるので高値になっています。現行の250のツインでは味わえない乗り心地です…

 10年前の排ガス規制強化の時にはもちろんSRも一時的に姿を消しました。それでもヤマハはキャブをインジェクションにして無理やり復活しました。キック始動なのにインジェクションというのは、お互いの良いところを打ち消し合っているような進化でしたが、ヤマハはそれでもSRの延命を選びました。ですが、バイクに乗る人がますます減っている中で今度の規制は…ガソリン1ℓで30㎞くらい走れるバイクよりも、10㎞程度しか走れない車の方がエコとされているのが今の日本です。

 改めて生産終了する車種を見ると、今後日本から二輪車自体がなくなるのではないかという勢いです。トヨタのラインナップからプリウスカローラハイエースを始めとした大多数が販売終了になる。それくらいの規模の生産終了です。それでも車ならまだまだ欲しい車種を選べますが、バイクは新車の種類がなさ過ぎて中古を選択肢に入れるしかない状況です。たぶんバイクに乗る人にしかわかってもらえません。国内だけの需要には限界があるので、日本の免許制度を世界と合わせて、グローバルモデルを流通させやすくして二輪業界を支援しようという発想も今のところ行政にはなさそうです。

 ヤマハからSR、セロー、ドラッグスターを取ったら何が残るかわかりません。ヤマハ発動機の代名詞と言ってもいい紛れもない看板車種です。規制に合わせるための一時的な生産終了だといいのですが…近いうちに販売するバイクにABSに準じた機構を付ける規制もあったような気もします。どちらにしろ、新しいのが欲しいなら待つ、昔ながらのバイクが欲しいなら中古。それしかないです。

 ちなみに私の愛車はSR400、500、セロー225です…あんまり乗ってないですが売れません。長年連れ添ったバイクを手放すのは彼女と別れるほどつらいものです。彼女はいませんけど。