ねじまき士クロニクル

日向の窓にあこがれて

共同幻想

国家は共同の幻想である。風俗や宗教や法もまた共同の幻想である。もっと名づけようもない形で、習慣や民俗や、土俗的信仰がからんで長い年月につくりあげた精神の慣性も、共同の幻想である。人間が共同のし組みやシステムをつくって、それが守られたり流布されたり、慣行となったりしているところでは、どこでも共同の幻想が存在している。

  吉本隆明による国家論のようなものです。読みましたがはっきり言って、ほとんどすべての文章が脳みそを通過して行きました。文中に引用されまくっている「遠野物語」と「古事記」を少し読んでみようかなというぼんやりとした感想しか持てませんでした。50年前の本だからなのか私の頭が悪いからなのか…

 上記の言葉がすべてという印象でした。私たちが見ているのは幻想。集団でイリュージョンを見ているのかもしれません。

wikiに章ごとの詳しい解説が載っていますが、とりあえずそれで十分な気がします。

 

改訂新版 共同幻想論 (角川ソフィア文庫)

改訂新版 共同幻想論 (角川ソフィア文庫)