ねじまき士クロニクル

日向の窓にあこがれて

今こそ、江夏の21球!!

 高橋慶彦が三振に倒れると、江夏はマウンドへ向かった。

 それから約二六分間、江夏は大阪球場のマウンドに立ち尽くし、“勝者”と“敗者”の対角線上を激しく往復する。

 そしてその間に江夏の1球1球をめぐって、広島、近鉄両ベンチ、そしてグラウンドに立つ選手のあいだを様々な思惑が交錯した。野球とは、あるいはこの様々な思いが沸き立ち浮遊し交錯するところに成立するゲームであるのかもしれない。

 時は1979年11月4日。場所は大阪球場広島東洋カープ近鉄バファローズ。お互いに初めての日本一をかけて3勝3敗で迎えた日本シリーズ第7戦。4対3。広島1点リードで迎えた9回裏。広島はじめての日本一へ向けて「江夏の21球」が始まる…

 

 広島ファンなら知っておきたい話です。CSはまだですけど、日本一へ向けて読み返しておきませんか?くわしくはまたしてもウィキペディアにお任せします。一体だれが編集しているのかわかりませんが、とても詳細にまとめられています。原作は山際淳司氏の『スローカーブを、もう一球』にあります。

 県外の方には驚かれますが、子供がカープの赤い帽子をかぶって登校するのはよく目にしますし、街中はカープのステッカーを貼っている車だらけです。カープが限定Tシャツを出せば即完売。即ネットで高値で転売されています。55万円で限定3個販売のソファですら転売される大人気です。(70万円で落札されたようです)

 広島最大のお祭り「フラワーフェスティバル」も1975年のセリーグ初制覇のパレードを基にして開催されています。広島よいとこ一度はおいで?

 

 『スローカーブを、もう一球』の話を忘れていました。

 他に甲子園の名勝負を描いた「八月のカクテル光線」

 23歳にもなってオリンピックに出ようと思い立った「たった一人のオリンピック」

 巨人入団後にバッティングピッチャーになった「背番号94」

 など全8編の短編集です。

 

 江夏の21球 - Wikipedia