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『老いる家 崩れる街』

本には読まれるべき時期というものがあると個人的には思います。 小学生の時に読んで一生の記憶に残る本。中学生の時に読んで読書感想文に困る本。高校生で読む少し背伸びした本。社会人になって読む仕事のための本…私は読書家ではないので本はあんまり読ん…

小泉八雲から学ぶ神道

小泉八雲は『日本の面影』の中で仏教と神道に関して述べています。私が今まで読んできた神道に関する文章の中で最も共感した文章です。少し長いですが引用します。 仏教は、何世紀もの時の流れに姿を変えつつ、あるいは徐々に衰退しつつ、ついには、元々、外…

日本の面影 東洋の第一日目 小泉八雲

開港都市のように、本来の道徳律が外国人によってはなはだしく犯されている地を除けば、この言葉は、今でも日本人に当てはまるといえる。日本がキリスト教に改宗するなら、道徳やそのほかの面で得るものは何もないが、失うものは多いといわねばならない。こ…

先進国と発展途上国 世界システム論のわかりにくい紹介

近代の世界システムは、いわゆる大航海時代の後半に、西ヨーロッパ諸国を「中核」 とし、ラテンアメリカや東ヨーロッパを「周辺」として成立した。以後、この巨大な生物は、十九世紀のように激しく成長・拡大する時期と、十七世紀のようにむしろ収縮気味の時…

『気球に乗って5週間』

私は行ったことがありませんが「東京ディズニーシ―」というテーマパークがあります。その中に「ミステリアスアイランド」という区画があるそうです。フランスのSF作家であるジュール・ヴェルヌ(1828~1905)の「海底二万里」の世界観を再現していて、アト…

菊の節句の約束の話

春になると青々とした若葉を茂らせる柳も、家の庭に植えてはならない。それと同じように、交際は軽薄な人と結んではならない。なぜかといえば柳はすぐ茂って青々となるけれども、初秋をつげる風がひとふきすると、それにたえられずにたちまち散ってしまうか…