ねじまき士クロニクル

名もない整備士のつぶやき

アフリカで日本対ベルギーの試合を見る

アフリカのとある町でワールドカップを見ています。 お金をかけているからなのか、元々の性質なのか、数少ない娯楽だからなのか、サッカーにかける情熱は日本よりも激しいものがあります。 日本が負けてからベルギーを応援していましたが、そのベルギーもフ…

呉で1番大切な道路

番号が1桁と2桁の国道は、東京から大阪を結ぶ国道1号線から、鹿児島から沖縄を縦断する国道58号線まであります。 北海道を除けば2桁国道の中で唯一、1つの都府県で道路が完結している明らかに場違いな国道があります。それが広島(海田町大正交差点)と呉を…

モザイクなしの事故動画が出回る

スパゲティを食べていたら友人に話しかけられました。 「すぐ近くの町で交通事故が起きたんじゃけど、誰かが撮った動画があるんじゃけど見る?食事中じゃけど。」 「あぁえーよ。別に気にせんよ。」 と言って2分弱の動画を見せられました。 なぜこんな事故動…

ニーチェはどこに消えた はじめてのニーチェ

哲学は好きですか?私は嫌いです。 でも読まないとやっていられないこともあります。世界中のみんなが悩んでいる大半のことはすでに過去の偉人たちが悩んで答えを出してくれていることもあります。 私が現在、読んでいるのはスピノザとニーチェ。他の哲学者…

池上彰化? ジャーナリズムの現場から

福島原発を扱ったノンフィクションで大鹿靖明というジャーナリストを知りました。そしてその著者の他の作品にも興味を持ち「ジャーナリズムの現場から」という本も読みました。ジャーナリストがジャーナリストにインタビューを行った本です。 その中の一人が…

ALL THINGS MUST PASS

かつて大阪城ホールでクラプトンが「Isn’t it a pity」を歌っているのを聞いてからだと思います。誰かの訃報を聞くと、どうしようもなくジョージ・ハリスンのこのアルバムが聞きたくなります。なぜなのかはわかりません。2人の友情を考えてしまうのか、あの…

衣笠さんのサイン色紙

祖母の家の二階に上がり、左の部屋が伯父の部屋。ウェイン・レイニーのポスターが今でも壁に貼り付けてあります。 右の部屋が母親の部屋。今では荷物置き場ですがその中に古い一枚の色紙があります。もちろんその色紙は衣笠さんの物です。子どもの頃から母親…

KTC ラチェットアダプター

ボルトやナットはクルクルしているのに、こっちは一生懸命行ったり来たりの往復運動を繰り返している。そんな経験ありませんか?ラチェットは素人の人が一番選びやすい工具かもしれません。確かにカチャカチャ作業している感じはありますが、早くはありませ…

オメラスから歩み去る人々 終わらない寓話

最近、ル・グウィンが亡くなったということを知りました。作者の父親は文化人類学者で、母親は最後の生粋のインディアンの伝記を残しています。ジブリのあの「ゲド戦記」の作者です。 「オメラスから歩み去る人々」は、ここではないどこか、むかしむかしで始…

朔太郎 伊香保温泉 石段上がりの町

私の郷里は前橋であるから、自然子供の時から、伊香保へは度々行って居る。で「伊香保とはどんなところです」といふやうな質問を皆から受けるが、どうもかうした質問に対してはつきりした答をすることはむづかしい。併し簡単に言へば、常識的の批判からみて…

朔太郎 猫町

村上春樹の小説1Q84は言うまでもなくオーウェルの1984からタイトルを取っています。同様に作中の小話にも他の作家からの影響があります。それも日本の作家からです。 1Q84の中にとあるドイツの小説家が書いた作品として『猫の町』の話が出てきます。簡単にあ…

呉市にてロヒンギャ難民の受け入れ

仏教は他の宗教にも寛容だから他宗教への迫害は起こらない? そうとは限りません。宗教だけの問題ではないかもしれませんが、現在進行形で多数派の仏教徒によってイスラム教徒が迫害されている国があります。 場所は東南アジアのミャンマー。別名はビルマ。…

イスラム教の論理

私たちはイスラム教の教義や論理について全く知らないにもかかわらず、私たちの価値観に反しない理解可能なイスラム教だけが「正しい」イスラム教だと決めつける傾向にあります。 私たちは、イスラム教徒が1日5回礼拝をすることを妨げようとはしません。日…

ホセ・ムヒカ 質素な大統領

パラダイス文書に関わる鳩山由紀夫元首相の報道を受けて、なぜか対極にあると言ってもいい1人の政治家が頭に浮かんできてしまいました。鳩山由紀夫に関連して大富豪のトランプ大統領について調べればよかったのかもしれませんが、逆に今さらながらホセ・ムヒ…

鳩山由紀夫へのささやかな抵抗

タックスヘイブン(租税回避地)に所在する会社の名誉会長としてパラダイス文書に記載があった鳩山由紀夫元首相が、報酬額を明らかにした。政界を引退した翌2013年の3月の就任から15年1月までほぼ毎月15万香港ドル、それ以降は毎月5万香港ドルを…

UBER(ウーバー)の死亡事故について思うこと

2018年3月18日夜、アリゾナ州で完全自動運転の試験中だったUBERの車両が歩行中の女性をはねた。女性は病院に搬送されたが亡くなった。この事故を受けて、UBERはカリフォルニア州、アリゾナ州、オハイオ州で行っていた公道での完全自動運転の走行テストを中止…

去勢の猫の島

瀬戸内海にある島はそれぞれ歴史や特色があります。 特攻兵器の基地だった島だったり、検疫所があった島だったり、ハンセン病患者を隔離するための施設がつくられた島だったり、観光のためにベネッセが開発した島だったり、阿波の国に行くときの通り道だった…

悲劇のルワンダ 希望の義足

アフリカ中部の小さな国ルワンダ。20年以上前にあった虐殺では人口の80万人以上の命が失われました。生き残った人々も地雷やマチェットで手足を失った人々が80万人にも及びました。 東京で働いていたOLの吉田真美さんは子どもの頃から海外に行きたいと願って…

公務員が外国人 ルワンダで日本人の場合

去年、どこかの蓮舫さんが二重国籍で問題になっていましたが、そもそも外国人が公務員になるというのは正常なことなのでしょうか?外資系の企業ならばトップが外国人ということは珍しいことではないかもしれませんが、国の機関のトップを外国人が担うという…

ガーナの歌姫が亡くなった

エボニーという名前で知られているガーナの歌姫が2月8日交通事故で亡くなりました。 母親を訪ねに地方都市スンヤニの実家に帰省した後、300キロ程離れた首都のアクラに帰る途中での事故。帰省先の実家を深夜に出発してすぐの事故でした。 エボニーが乗ってい…

喰い尽くされるアフリカ 欧米の資源略奪システムを中国が乗っ取る日

日本語訳の題名は何やら中国を悪者のように仕立て上げていますが、この本の本質は長年にわたる先進国によるアフリカの資源略奪システムがどのようにしてアフリカを不幸にしているかということです。ふむふむなるほど今まで欧米が略奪していた途上国の資源を…

何としても植民地を レオポルド王2世 レオポルド王の亡霊

読みかけの『The Scramble for Africa』という本の中で19世紀後半のアフリカ分割についての説明がこうされています。 アフリカはケーキのように切り分けられて5つの国家に飲み込まれた。ドイツ、イタリア、ポルトガル、フランスそしてイギリス。(スペインは…

言語学者が語る漢字文明論

日本はこれからもずっと、国会で総理大臣に漢字の読み方をテストしたり、四字熟語の意味をたずねて国語の試験をやって時間つぶしをしてもらうために、議員に高額な手当てを払って養いつづけるだろう。国会の中で漢語テストをやりあう、何という教養の高い文…

なぜ繁栄している商店街は1%しかないのか 呉の場合

特に商店街に興味はありませんが、広島の呉市の商店街のことが書いてあるとあったので読んでみましたが…全国各地にある衰退中の商店街がある地域に住んでいる人たちがぼんやりと感じていることが書いてあるだけです。呉市の人は読んでみてもいいかもしれませ…

途上国の電車事情?

先進国と途上国を隔てているものはインフラ。それも鉄道だという気がしてなりません。私は自動車整備士ですが、自動車が存在しない方が国にとって有益な場合もあるかもしれないという気持ちがぬぐい切れません。 私が生活している国では、日本のメーカーの車…

倒れた聖母

街の中心の交差点に、交通安全を祈るかのように聖母マリアの像が立っていたようです。交通安全の意識があるのかないのかわかりませんが、誰かが何かを願って作って交通量の多い所に建てたのでしょう。ですが実際に立っている所を見たことはありません。ずっ…

庭の木 (throne in the garden)

エリック・クラプトンのデレク&ドミノス時代に「庭の木」という曲があります。デレク&ドミノスと言えば「いとしのレイラ」なので、それだけに注目されがちですが他にも名曲はあります。「Why does love got to be so sad(恋は悲しきもの)」や「Little wing」…

福島の原発に関する本

チェルノブイリには行きたくねぇ あの娘を抱きしめていたい どこへ行っても同じことなのか 子どもの頃好きだったバンドがチェルノブイリについて歌っていました。子供の頃にはチェルノブイリが一体何なのか、おぼろげにしかわかっていませんでした。もしかし…

左の代打の切り札の思い出

ほの湯は好きですか? 私は好きです。広島には温泉が少ないのが心底残念ですが、ほの湯はなかなか素敵な場所です。特に平日昼間のほの湯は贅沢な時間でした。 もう何年も前の話ですが、サウナに入ると、明らかに一般人とは違う体を持つ、美術の教科書に出て…

吉田所長は英雄なのか?

震災の時の話をしていると、たまに吉田所長を英雄視している人がいます。命を懸けて日本壊滅を防いだとされているのが要因かもしれませんが、そのたびにちょっと待てよと言いたくなります。出版されているノンフィクションを謳った本の中でも吉田所長を英雄…